海・川・湖沼、使う場所を選ばない、NEWコンセプトルアー。
投げてすぐ巻く!これに徹する!
『回転しない』こと。それがスペースアロウ(SpaceArrow)の最大の強みです。
だから、“水面直下、速巻き”というこれまでのスプーン型ルアーでは出来なかった使い方が可能になりました。
その特徴を一言で表すなら 沈めることが出来る“フローティングミノー”です。
例えば、岸からのキャステイングで根掛かりが心配ならいっその事、ボトムは無視してみましょう。
投げてすぐ巻く!これに徹するのです。
スペースアロウはキャスト方向の空力形状により矢(Arrow)のように、より遠くへ、正確に飛ばせます。
軽いミノーでは届かないポイントにまだ魚が残っています。
だから、対象魚や場所、道具に気難しくなる必要はありません。
ソルトではシーバスや青物、淡水ではレインボウ、サクラマスといったトラウト系、バス…etc。
得意とするターゲットにお手持ちのタックルでお使いください。
“投げてすぐ巻く!5回投げて反応が無ければ移動する。”
多くの対象魚に対し、延べ2,000時間超えのフィールドテストにおいて、未開のフィールドやパターンのつかめない時、このランガンスタイルこそ通算パフォーマンス(釣果/ロスト)で最も高い成果を上げています。
海辺で小魚が水面で何か大きな魚に追われている。
(沿岸部の場合シーバスの事が多いですが、クロダイやソイ、海岸の水深が急深の地域ではサワラ、青物の場合も。)
バイブレーションでは喰わなかった。
向かい風が強くあと少しミノーでは届かない。
こんな時、スペースアロウの出番です。
※「海対応」というとなにかメインでなくてサブであるかのような印象を与えるかもしれません。そうではなく、本当に海であれ淡水域であれ、どんなフィールドや魚種にでも対応が可能です。
※ターゲット魚種一覧は下記をご覧下さい。
これまでのスプーン型ルアーは速く曳くと水の抵抗を受けて激しく回転しました。
その回転はリールに巻いたライン(糸)に蓄積されます。
この『ねじれ』により、ラインの感度が気が付かないうちに悪くなります。
それは、固定電話の受話器のコードのような状態と考えればよいでしょう。
こうなると魚がルアーに喰いついても手元に感触が伝わりません。
魚がルアーをくわえるのはほんの一瞬なのです。
更には、ラインがリールや竿のガイドに絡みつくというライントラブルを誘発します。
これは致命的で解除不能の場合、釣りは続行できません。
また、激しい回転がある種の魚を不用意に警戒させてしまうこともあります。
従来型のスプーンはやはり、湖のような止水域で着水の後、ヒラヒラと沈む縦方向のフォール(落下)アクションを生かしたスローな使い方が本命なのです。
回転しないスペースアロウはスプーン型ルアーですが、糸のねじれによるライントラブルを解消しました。
※実際の使い方は下記をご覧下さい。
スペースアロウの真骨頂は水面直下の速巻です。
本来のスプーン型ルアーの使い方は、まず、フォールでボトム(底)をとることでした。
これに異論はありません。
多くの魚がボトム付近にいるからです。
ただし、ボトムには多くの障害物も沈んでいます。
草や流木、ロープ、石や岩、カキ殻…これらに針が掛かると何回かに1回はルアーが失われていきます。
間違いなく釣果の何倍もの数のルアーを失うことでしょう。
(実際は釣果は得られず、あるのは損失のみということが普通なのです。)
なので、スペースアロウを岸からの釣りで使う場合、水面直下の速巻に徹してよいといえます。
開発当初、ボトムを意識してテストをしていたため本当に多くの試作ルアーをロストしたものです。
非常に複雑な工程で製作しているため一個あたりのコストが大変高価なのです。
たいしたデータも得られないままロストということに耐えられなくなり、ボトムは捨てることにしたのです。
それ以来通算の釣果はロストをはるかに凌ぐものとなりました。
水面直下の速巻。他のスプーン型ルアーではこの使い方はムリです。
(だから、そんなルアーが無かったから新たに開発するしかなかったというのが事実なのです。)
スペースアロウを一度使ってみてください。
とにかくルアーを速く曳かないと釣れない場合が多々あるのです。
日中、特に回遊魚が水面近くの小魚を物色している場合、速度が遅いと簡単にルアーであると見切られてしまいます。
遊泳速度が速いシーラや青物がこれにあたります。
淡水でもネイティブのトラウトやフィーディングタイムに入ったバスで速い動きのルアーに分があることがご理解いただけるはずです。
例えば、テッパン系バイブレーションで反応しない魚はスペースアロウで捕っていきましょう。
よく知られていることですが、激しいアクションのルアーは一発目の反応はよくともスレてしまうのも早いということです。
岸釣りの場合、メジャーな場所は他の釣り人も多く、あまり移動できないような事がよくあります。
スペースアロウのアクションはむやみにノイズをまき散らしません。
それなりに群れがいる場合、いきなりプレッシャーを高めない方が多くのヒットチャンスをキープできます。
初回リリースの60mmタイプ、7g・10g・12g・14g・17gの場合
文字通り、普通に巻くだけ。投げて、着水後、すぐに毎秒0.6mから1.0mの速度で巻き取ります。(リールのハンドルを毎秒1回転以上で巻く早さ)竿先は水面から1m以内が有効。この時、スペースアロウは水面直下を水面とほぼ平行に泳いでいます。この釣り方は水面近くで小魚やエビを捕食するほとんどの魚に有効です。
例えば、3秒リールを巻いて0.5秒止める、を規則正しく繰り返す。これまでのテストデータでは完全にストップするより速巻きと遅巻きの組み合わせの方が好結果を得ています。(例:速巻き2秒、遅巻き3秒…繰り返し)この時、水面に対して、浮いたり(速く)深くなったり(遅く)を繰り返す運動をしています。ショアライン(岸際)で捕食する魚を狙う場合、水深や波、流れに応じて8gから17gの中で最適な重さのスペースアロウを使い分けるとより多くの釣果が期待できます。
ただ巻きの超ハイスピード版です。シイラや青物など昼行性で目がよく高速遊泳型の魚が水面で小魚を追っているとき有効です。巻き取り速度、最大。スペースアロウは水面に飛び出さないよう設計してあるため、竿先が高くできるボート上で有効です。少しロッドを立てたりしてわざと、水面上に跳ね上げてスプラッシュ(水しぶき)で、逃げる小魚を演出します。
投げた後、ボトムまたは魚の遊泳層までカウントダウン(秒読み)で沈めます。キャストの後、ラインにテンションをかけないフリーフォールとラインにテンションをかけて弧の軌道で沈めるテンション( カーブ)フォールがあります。ルアーが水中を沈んで行くときの動き(フォールアクション)に魚が反応する場合に使います。淡水では湖のビッグトラウト狙いの他、川では、遡上するサクラマスやサーモンに有効です。ただ、この使い方の場合、岸からの釣りではロストが多いため従来型の消耗品タイプで事足りるといえます。
スペースアロウはこれまでのスプーンタイプと明確に違うといえるのはやはりリトリーブアクションに魚が反応する場合です。具体例を挙げると、ボートで沿岸部のシーバスを狙うような場合、例えば17gタイプの場合、海でキャスト距離40mとすると20??30秒で水深20mに達します。一旦ボトムまで落としてリトリーブを開始します。15m程度巻いたらまたラインをフリーにしてまたボトムにコンタクトさせます。潮の流れに乗せながら1キャストに数回この動きを繰り返します。晩秋から春にかけて低水温期のデイゲームで圧倒的な釣果が期待できる使い方です。
上記の??????はいずれも巻き取りのパターンの組み合わせによる使い方でした。しかし、よりシャープな鋭角的な動きに魚が反応する場合があります。これはロッドワークを絡めた動きです。ロッドを素早くしゃくってルアーにジャーク(ダート)アクションを加えるのです。リアクションでバイトを捕っていきたいときは必須です。ただし、スペースアロウの場合、ノーマルのままではこの釣りに適しません。メタルジグの釣り経験ならすぐに理由がわかると思いますが、メタルルアーでジャークを入れるとかなりの頻度で後ろのフックがラインに絡むためです。(通称:エビになるという)対処としては、リヤのトレブルフックを外しフロントにシングルフックをツインでつなげます。この仕様ではメタルジグ同様の完全な縦の釣りでも有効です。
【記載条件】別環境でテスター1人あたり5尾以上釣獲があり(※サクラマスは3尾以上)、ゲームとして成り立つ事を確認できた魚種
※但し、 釣れても口掛りがではない場合や別の釣り方に分があると考えられる次の魚種(ボラ・シタビラメ・ヤツメウナギ・コイ・アブラハヤ・ブルーギル)はターゲットに入れていません。